死にたいと考える日々
大好きな人との入籍。
しかも予定より早い入籍。幸せな新婚生活のスタートです。
そう思っていました。でも幸せなんて、どこにもありませんでした。
小さい幸せは沢山あったはずなのに 小さい幸せは私には見えてませんでした。
私の人生、最強のどん底の日々のスタートでした。
主人と入籍をし、娘の父になり保育園へ血糖値測定に行けるようにはなったのですが、実際 主人が血糖値測定に行ける日は、ほんのわずかでした。
主人はウエディングプランナー。
接客から事務処理と忙しい日々。
融通がきくのは どちらかと言えば私の方。
私の負担を少しでも減らすために入籍早めたのに
これじゃあ変わらないじゃん。
結局、私じゃん。
仕事中、主人は仕事に集中できる。
でも私は どんなに忙しくても血糖値測定の時間に遅れる事のないよう、時計ばかり気になる。
時計と 睨めっこをしながら 出来るだけ目標のところまで仕事を進めキリがいいところで出発できるように調整する毎日。
本当は夜まで仕事が入ってても、主人は気が済むまで仕事が出来るけど私は他のスタッフに申し訳ない気持ちと存分に働けない。
当たりどころがないだけに、主人に対しイライラする事も しばしば。
保育園へ測定に行けば、低血糖ではないか。大丈夫なのか。と保育士さん達に囲まれ、測定器がピーッとなり数値が出るまでの変な緊張感。
低血糖(60以下)であれば 「お母さん、すいませんけど。。。」と、連れて帰って下さいの言葉。
私、まだ仕事中なんですけど。。。
補食すれば、すぐ正常値に戻るんですけど。。。
と思いつつも言われるがままに 娘の帰り支度をし、補食をさせ娘を連れて会社に戻る。
そんな日も何度かありました。
仕事も終わり帰宅しても 血糖値の事が頭から離れる事はないし、主人が帰宅するまでは常にソワソワ。早く帰って来ないかなぁ。と願っても主人の帰宅は22時くらい。
長い長い夜です。
そんな毎日に心身共に疲れ果てた私は、日々イライラしており、家では常に険しい顔をしていたように記憶しています。
のちに病名が付けられるのですが、この頃の私は無意識に涙が止まらなくなったり、体が鉛のように重く思うように体が動かなかったり、情緒が非常に不安定だったり。。。
ある日、ピークに達し私の精神状態は爆発。
主人にLINE。
「◯◯(娘)と死ぬ。◯◯に好きな物を好きなだけ注射打たずに食べさせて一緒に死ぬね。もう無理。疲れた。」
こんな遺書のようなLINEを送った事があります。
しかし隣を見たら娘はニコニコしてる。
私は初めて この日、娘を抱きしめて泣きました。
娘は連れて逝けない。娘の事は主人が きっと
立派に育てあげてくれる。◯◯ごめんね。
そんな事を思いながら、私は1人 車を走らせました。
主人から何回も鳴る着信。
私は一度も出ませんでした。
そしたら主人と共通の親友からの着信。。。
きっと、主人が連絡したんだ…
Mなら説得してくれる。と思ったのでしょう。
主人とMと交互になる着信。
私は涙が止まらない。もう無理。私には無理。
なんで私がこんな思いを⁇
私、小さい頃から それなりに頑張ってきたよ。
もう辛いよ。消えたいよ。死にたいよ。。。
何度も何度もMからの着信。
私は大きく深呼吸をし、「もしもし。。。」
「よっ!ぐちぇ!(⇦私のニックネーム)どこおっと?ちょっと話そうや^ ^」
と いつもと変わらない。まるで私が今から死のうとしてる事など何も知らないように。
それから 私はMと会ったのですがMは明るく
「ぐちぇ!久しぶり^ ^」
と言い、自分の悩みと愚痴を沢山2時間くらい
話して聞かせてくれたのです。
私の事は なーんにも触れずに。。。
Mありがとう。
この日は、主人がMに連絡してくれたのとMが
忙しい中、一緒にいてくれた事で私は死なずに済みました。
しかし、私の死にたい思いは 治っては復活し治っては復活…を繰り返し 主人を悩ませ苦しめるのでした。