私と娘の絆と心境の変化

f:id:guchegucheyukari:20211130225227j:imageこの画像は1型発症が分かる数日前の1枚です。

f:id:guchegucheyukari:20211130225341j:imageそして この画像は最近の娘。

あれから5年8ヶ月。時が経つのは早いものです。

特に何の節目というわけではないのですが、最近

色んな事を よく振り返ります。

1枚目の写真を撮った時は ちょうど菜の花や桜が満開の時期で、🍙を持って家族でお花見にでかけ

数日後に地獄のような日々が何年も続く事になるとは片隅にも想像もしていませんでした。

 

5年前の4月17日に1型糖尿病が分かってから

入院。退院。何も分からないまま手探りでの血糖値管理。

仕事の事、保育園の事…これから どうなっていくか分からない不安も手伝って精神的に追い詰められた日々。

 

ようやく保育園の受け入れ許可をもらい仕事にも

復帰。ホッとしたのも束の間。

血糖値測定、注射に何度も保育園に通う日々。

仕事が思うように進まない、忙しいのに先に帰ったり、皆んなより遅く出勤したり。。。

 

朝から晩まで夜中まで血糖値管理。

血糖値という言葉が頭から離れない。

逃げ出したくなる日。全てどうでもいいや。と思った日。

上手くいかない血糖値管理。

頑張っても頑張っても報われない。

 

身体や心の変化。

食欲もなくなり痩せていくというか やつれていく私。

家の事も やる気が湧かなくて手につかない。

あんなに神経質だった私が掃除ができない。

 

布団から出られない。仕事にも行けない。

後に分かる精神疾患発症。

そしてストレスからの過食。激太り。

 

ここには納め切れないほどに 私の心は常に病み。

そして闇。暗。そんな言葉たちが似合う私になっていました。

この気持ちから抜け出すのに 情けないけど4年近くかかりました。

 

未だに100%にはなっていないのも正直なところですが、1年くらい前から80%くらいは復活したと

自分では思っています。

 

恥ずかしながら 未だに掃除は前のようには出来ず

少しずつ少しずつやる感じです。

だけど、1型糖尿病を憎んで過ごした日々からは

もうサヨナラできました‼︎

 

あの苦しみが嘘のように。。。

仕事が前のようには出来ない事も やっと受け入れる事ができています。

 

何より私の心が成長したのは、娘と2人きりでの

お出かけ。

外食をすれば上がる血糖値。

運転しながらも気になる血糖値。

あれ食べる!あれ飲みたい!

泣いたり わめいたり、血糖値が怪しい数値のまま寝てしまったり。。。

補食を嫌がったり。。。

 

苦痛でしかなかった2人の時間なのに 今は

2人で行くlunchも2人で行くshoppingも、車中での

女子トークも、楽しくて幸せで癒されて。。。

 

こんな日が来るなんて思ってなかったです。

今は1型糖尿病だけど、それでも幸せだと思っています♡♡♡

1型糖尿病じゃなかったら もっと幸せを感じていたのか。。。って思った時に 1型糖尿病じゃなかったら 絶対もっと幸せだった!って答えには至らない私がいます。

 

2歳で発症してから この5年8ヶ月。

娘とできる限り一緒に居て 管理に徹した日々。

その日々があるからこそ築けた娘との絆。信頼関係。

これには何か深い意味があるのではないかと思っています。

たら、れば話をすると そりゃあ1型糖尿病になんてならない方が娘も私も良かった。

だけど、たられば話しても仕方ないし それに

1型糖尿病の娘が教えてくれた事が沢山あります。

得たもの大切なものも沢山あるんです。

 

毎日 明るい元気な娘。幸せそうに嬉しそうに

いつもニコニコ顔の娘。

全然、病気に負けてない‼︎‼︎

本当にたくましい。

ちょっと甘えん坊で私から離れないところも

また可愛い一面。

 

時々、後ろ向きになる事もあるけれど また前を向けるようにリセットする事ができるようになった私。

この5年8ヶ月の間に 娘はもちろん私も成長する事ができました。

歳だけは まぁまぁいってる私ですが人間としては

まだまだな私。

これからも娘と共に少しずつ少しずつ成長していけたらなーって思っています。

 

今、お子様が発症間もなくて毎日 不安で疲れてしまっているママやパパ。

いつかは必ず また心底笑って 心底幸せじゃん‼︎って思える日はきます。

 

時には どこかに気持ちを吐き出して共有して

ゆっくり前に進んでいきましょう。f:id:guchegucheyukari:20211130233003j:image