1型糖尿病。保育園

退院したら、すぐに保育園にも行ける。

だって 預かり許可出たし。。。そしたら仕事にも行けるようになる。

そんな風に前向きに簡単に考えていました。

 

しかし現実は そう簡単にいくわけもなく。。。

まず、保健所へ出向き保健所との話し合い。

それと小児慢性特定疾患の手続き。

何度、保健所へ足を運んだことか。。。

 

そして保育園側と私との話し合い。

この話し合いで決まった事が これからの私の人生を大きく変えるのでした。

①登園は朝9時半

②着いたら朝の血糖値を担任に報告する

③給食前に血糖値測定に行く

④おやつ前に血糖値測定に行く

⑤お迎えは16時半

 

朝9時半かぁ。。。

仕事ギリギリだな。。。

給食前 行かないといけないなら仕事抜けないといかんじゃん。

おやつ前もかぁ。。。

 

前にも書いたように当時の私は仕事大好き人間。

この要望が不満でたまりませんでした。

血糖値測定のやり方も注射のやり方も主治医が教えたじゃん。。。

なんでやってくれないの?って ひたすら不満を抱いていました。

 

しかし後に そりゃそうだよね。と納得せざるを得ない現実が待っているのですが、この頃の私は

今思い返せば、考えが甘いの一言に尽きます。

 

そして もう1つ保育園からの要望が。。。

⑥預かりはGW明けに慣らし保育をお母さんも一緒に来て午前中だけ3日間ほどしていきます。

とのこと。

 

え。。。GW明けまで仕事行けないの?

GWが忙しくて稼ぎどきなのに。。。

すぐに行けると思っていた保育園、仕事。

私の思うようには全く事が進みませんでした。

 

そして保育園との話し合いから数日後、保育園から連絡があり、来週◯日に保健所と市役所と保育園とお母さんで話し合いをします。

とのこと。

 

何回、同じ説明、同じ話をしないといけないわけ⁈

もう充分な程に私、説明したけど…

と かなり不満。

そもそも私自身が まだ1型糖尿病を理解しきれてなくて毎日 四苦八苦でいっぱいいっぱいで

頭も体もどうかなりそうなのに、質問攻めは勘弁。

 

私が思い描いていたことと1型糖尿病の娘との日々の現実は180度 違っていくのでした。

日に日に壊れていく私の精神状態。

今 思い返しても2度と戻りたくない苦しい日々の始まりです。

しかし まだまだ私は この頃、そんな現実を全く予想すらしていませんでした。