保育園行事

娘は保育園に4年間通いました。

私も4年間、血糖値測定とインスリン注射に通いました。

保育園の大きな行事として、運動会。クリスマス発表会があります。そしてバザー。

 

行事が行われる前には もちろん練習を積み重ねます。メリットとしては、血糖値測定とインスリン注射に通う事で1から練習風景が見られること。

(ほんの一部ずつですが…)

毎日 通う事で娘の成長、園児の成長が目に見えて伝わり、毎回ウルウル。。。

 

毎日、通い詰める事は本当に言葉では言い表せない程に大変で苦痛だと思う日々もありましたが逆に

娘のお友達が沢山話しかけて来てくれること、懐いてくれること、先生方と世間話をする仲になれたこと、そんな良いところも沢山ありました。

 

行事の本番…

運動会もクリスマス発表会も 私たち夫婦は

ゆっくりは見られませんでした。

始まる前に血糖値測定。補食をさせたり追加インスリンを打ったり。。。

合間を見て また血糖値測定に娘の元へ行ったり。

娘の出番の間も、感動したり応援したりするより前に頭にあるのは血糖値。

 

運動会であればダンスをしている娘を見ながら

終わるまで低血糖になりませんように。

最後まで踊りきれますように。

走ってる娘を見ながら 途中で倒れたりせんよね?大丈夫よね?

クリスマス発表会の時も同様、歌ってる娘を見ながら娘が ただ目をこすっただけでも 低血糖で目が霞んでるんじゃないよね?

そんな事ばかり気になって心配になって

娘が通った4年間、しっかり心を気持ちを 此処において集中して見れたことがなかったです。

 

そしてバザー。

バザーと言えば出店。

かき氷にアメリカンドック。ポテトフライにキャラメルポップコーン…

買った物を並べて あれやこれやと ちょこちょこ食べる。

そうかと思えば、○○ちゃん達と遊んで来ていい?

と言い、お友達と駆け回る。

 

私にとっては地獄のような時間。

どれくらい食べるか分からない糖質たちが机に並び、ペットボトルのジュースを買って!って言う。

 

前にも書いたように私は まだ小さい娘に1型糖尿病だからって他の子と違うようにはしたくない。

前を見ても横を見ても後ろを見ても みんな

おのおの沢山の食べ物を広げてる。

みんなジュース買ってもらってる。

インスリン注射は私が頑張って見定めて打てばいい。

そう思ってるんだけど、やっぱり辛い時間。

血糖値が下がったら怖いけど、私から離れてお友達と走り回ったり。。。

 

私は荷物を沢山持って 駆け回る娘を見失わないように 着いてまわる。

 

保育園の頃の行事は 私にとって楽しみでもあり

正直、苦痛な日でもありました。

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