入学準備
1型糖尿病の娘が小学校生活を不自由なく送れるために私たち夫婦は2回 学校へ出向き、放課後に通う学童にも2回出向き先生方と話し合いをしました。
学校での話し合い1回目は、校長先生。教頭先生。養護教諭の先生。私たち夫婦の5名で行われました。
この日は、1型糖尿病について。どういった病気なのか。低血糖になると どれほど危険なのか。私たちが学校へお願いしたいことを主に話しました。
この日は まだ入学まで時間があったため、こちら側のお願い事や希望を一方的に話した形になりました。
学校側の反応も良く、先生方が温かい。
前向きに検討をして また 御連絡します。との事。
学童も同様、1回目の話し合いは1型糖尿病について
詳しく説明し、私たちからの お願い事を
希望として聞いていただいた形になります。
学童の先生方も とても優しく温かい方々で
断る事もできたはずなのに、受け入れられないかもしれない。とも言われず、大丈夫ですよ^ ^やれるだけの事はやらせていただきます。
と おっしゃってくださいました。
そして入学式も迫った頃、学校からの連絡があり
次は担任も交えて最終の話し合いをしてくださるとの事。
私たちもリブレの使い方やリブレが表示する意味、補食が必要な数値。補食の個数などを詳しく書いた資料を先生方に配りました。
学校側も 前回の話し合いを元に丁寧に資料を作ってくださっていて 熱心さを感じました。
決定事項としては
①朝、登校後保護者が測定(実測)⇦これは私が希望しました。
②授業中の測定は担任。補助の先生で行う
③必要に応じて補食(判断し兼ねる場合は保護者に連絡)
④給食前、保護者が測定(実測)インスリン注射
⑤昼休み前、掃除時間 測定(先生)
⑥下校前測定
※実測→指から血を摂り測定器で正しい血糖値を出す
※リブレ→腕に着けているセンサーで血糖値を読み取る(誤差あり)
話し合いの段階では このように決まりました。後は 実際やってみてから 色々と改善していきましょう。という事になりました。
小学校に入ったら、先生が何度も測定を行なってくれる‼️補食もさせてくれる‼️
これまでのように わざわざ 血糖値を高めにしたりしなくても もういいんだ。。。
と思うと肩の力が ちょっと抜けました。
そして最後に私から学校に お願いした事は
念には念を。ということで、
✔︎注射針
✔︎測定チップ
✔︎ランセット(実測で指に刺す針)
✔︎補食(ブドウ糖。グミ)
を保健室に置かせてもらうこと。
いつ、どんな災害が起きて お迎えにいけない。
もしかしたら学校で夜を明かす事もあるかも分からない。
そんな事を想定して、何があっても対応していただけるように お願いしました。
また いつか娘が学校に持って行っている
インスリンバック(他にも色々入ってます)も
ご紹介させていただきますが、娘は基礎インスリンもバックに持って行っています。
これも念には念を。
先ほど書いたように 災害などで夜を明かすことがあった場合、娘は基礎インスリン朝打ちなので
基礎インスリンの単位や説明を簡単に書いた紙をラミネートして一緒に入れています。
1型糖尿病患者は基礎インスリンを3日打たないと死に至る。と言われています。
基礎インスリンの重要さも加えて先生方には説明させていただきました。
このように 色々と決まった話し合いでしたが
学校生活を送るうちに、もっとこうしよう!
みたいな話もあったりして 少し変わったり付け加えられたりしています。
これもまた いつか ご紹介させていただきます。
学童でのコントロールも次回、書かせていただきます☺︎こちらの画像が学校が準備してくださったプリントです。