双極性障害Ⅱ型

私は周りや主人の勧めでセカンドオピニオンへ。

改善されない症状。改善されるどころか起き上がれなくなる程の副作用。

いい病院があるよ!と言われ 少し遠い場所にある

心療内科へ。

そこで告げられた病名は「双極性障害Ⅱ型」

いわゆる「躁鬱」である。

躁状態鬱状態を交互に繰り返す精神疾患

 

これで私は「自律神経失調症」と「双極性障害Ⅱ型」の2つの病と付き合いながら生きていく事になった。

 

この心療内科で処方された薬の副作用は ほとんどなく それなりに快適に過ごせた。

副作用と言えば、「生理不順」と「乳汁分泌」。

 

主人と再婚し、子供がもう1人出来たらいいね。などと主人と話したりもしていたので 生理不順という副作用で妊娠も少し諦めた。

でも今 思えば これで良かったんだと思う。

こんな精神状態と娘の血糖値管理の中、妊娠 出産

育児。なんてしてたら きっと私は どうにかなってただろう。。。

 

2つの精神疾患と付き合いながらの血糖値管理。

私の場合、躁状態の時期ですら体がキツイ。

娘が1型糖尿病を発症するまではタフな私でしたが

自分の体じゃないみたいに体が辛い。

薬の副作用で朝も苦手になった。

 

鬱状態の時は まるで廃人のようだった。

無意識に流れる涙。

自殺願望。

横になってないと辛い体。

マイナスな発言。

 

鬱状態になると、主人にマイナスな言葉ばかり並べたLINEをしてしまう。

ある時、また酷く死にたくなった。

正式に言えば死ぬのは怖い。死にたいというより

消えたい。が正しい表現。

 

また無意識に流れ出る涙が止まらない。

頭がボーッとして体に力も入らない。

体がフワフワして歩くのもやっとの状態。

鬱状態が酷くなると たいてい こんな症状に見舞われた。

 

ある時、主人に「やっぱり もう死にたい」ってLINEしたら、まだ職場にいる主人から

「死ぬ前に1回、会社来て!」と言われ、私はフワフワする体と頭がボーッとしながらも どうにか運転して職場へたどり着いた。

 

まだ仕事中の主人が私の方へ向かって来る。

私も車から降りて主人の方へフラフラしながら

焦点すら合わないような状態で向かって行った。

 

主人は何も言わず抱きしめてくれた。

何分くらい抱きしめてくれてだろう。。。

主人の暖かさが伝わり少しだけ心が落ち着いた。

 

この頃、私の心が落ち着く方法は このように

主人の温もりと優しさを感じること。

これがないと 私の症状は治らなかった。

 

こんな日が幾度となく繰り返し続いた。。。

私が今、生きてるのは 1番苦しかったときに

1番、近くで沢山の優しさと愛を言葉は多くはないけれど、伝えてくれたから。

 

もちろん、息子や娘のお陰でもある。

でも息子や娘には見せられない私の弱さを主人の前では見せることができる。

 

いつも強そうに見られる私。悩みなさそうと思われがちな私。

実は全く そうではない姿を主人の前だけは見せられる。

今、思い返せば 当時は主人が1番キツかったのではないでしょうか。。。

それでも 突き放さず支えてくれた事に感謝をしています。

主人と お付き合いを始めてから1型糖尿病発症した娘。

きっと私 1人では抱えきれないから神様が主人と巡り合わせてくれたのでしょう。f:id:guchegucheyukari:20201025233036j:image