1型糖尿病の娘を支える日々。私の体調の変化

保育士さんも私も まだまだ慣れない不安でいっぱいの日々。

保育園へ行けば保育士さんからの質問攻め。

もう4年半がすぎた今となれば何を質問されたかはふわっとしか覚えていないのですが、同じような疑問を何人もの保育士さん達が私に投げかけてくる毎日。

私は、この頃 心身共にいっぱいいっぱいで

正直な気持ちを言えば、何回も同じこと言わせないで‼︎1人に言えば充分じゃない?他の保育士さんにも伝えてよ‼︎

と思っていました。

だから。。。何回も それ言ったし‼︎

だから。。。って。イライラはつのるばかり。

だってね、私だって まだ何も分からない。毎日 手探り状態。主治医から教えてもらったこと。スマホでググったこと。そんなレベル。

基本的な教科書に書いてあるような事しか分からない。

それなのに、よってたかって…もーーーーうるさい‼︎

 

だけど今になって思うことは、保育士さん達だって

預かる側として責任があるし 一生懸命に娘の病気と向き合おうとしてくれてたんですよね。。。

そんな人の気持ちに気づけない程に 私の精神状態は だいぶボロボロでした。

 

それでも私は 人前では出来る限り気丈に振る舞う事を私なりに心がけていました。

そんな時、保育園の副園長が

「あんたは、昔から弱いところは見せない。いつも隠れて泣いてる。あんまり頑張りすぎなんな。」

と言葉をかけてくれました。

 

副園長は私が高校生の頃の副担任です。

学生の頃から知っているので保育園で副園長を見ると なんだかホッとしていました。

ボロボロな私を見透かしたような言葉。

その優しさに 涙があふれてきそうでしたが

笑って 「うん^ ^大丈夫‼︎」と答えました。

副園長に背を向けた瞬間、我慢してた涙は溢れて

目の前がぼやけ一粒、二粒…と涙が頬をたどりました。

この頃から 私の体は今まで感じたことのない

なんとも言えない疲れ、倦怠感、家事ができなくなるなどの変化が現れはじめていました。

 

元々、私は神経質で家はキレイでないと嫌で

毎日、最低限の掃除をしていたのですが 徐々に

掃除ができなくなってきました。

散らかってること、ホコリ、髪の毛…

すごく気になるのですが体が思うように動きません。

そんな中でも大好きな仕事だけは頑張って行っていたのですが、仕事も思うようにできない。

だけど みんなと同じように お給料をいただいているのだから みんなと同じように出来る限りやらないといけない。

だけど、できない。キリが悪いのに血糖値測定に行かないといけない。帰らないといけない。

保育園に行けば質問攻めで 早く会社戻りたいのに なかなか戻れない。。。

もう私は どうにかなりそうでした。

常にイライラ。頭の中で虫がうごめいていて

その虫が頭から沢山 出てきそうな そんな状態でした。

実は この頃、私と主人は婚姻関係にはなく

まだ婚約者でした。

長男も娘も私の連れ子なんです。

私の体調不良をキッカケに婚姻届を提出する日を

早めることになるのですが、私も主人も再婚なので

しかも まだ前の人と離婚して間もないため

この入籍についても 何も知らない周りから

賛否両論。

なんでだろうね。人って…。

この頃の私には 周りの心配すら有り難く受け止める余裕すら なかったよ。。。