1型糖尿病の娘と私
2014年1月15日に娘が誕生し、2歳の4月1日
保育園入園。約2年間、仕事は主に土日のみの勤務にし、平日は ほぼ毎日 娘と一緒に過ごしました。
保育園に入園し、ようやく私も完全 仕事復帰を迎えました。
しかし、4月17日。娘は1型糖尿病を発症。
娘も少しずつ小さいながらに私から離れ自立していくのだろう。と思っていた矢先の出来事でした。
入院生活を終え慣らし保育を終え、一見 他の子達と変わらない保育園生活のスタート。
他の子たちと大きく違うことは、私が保育園に
血糖値測定。インスリン注射に通うこと。
初めの頃は、私が用を済まし職場に戻ろうとすると
可愛い お目々に涙を沢山ためて私を見つめる娘。
そんな娘を励ましながら後ろ髪引かれる思いで職場へ戻る私。
娘ちゃんは保育園でママに会えるけど お友達はママに会えなくても泣かずに頑張ってるんだよ。
娘ちゃんはママに会えるから特別なんだよ。
と何度も伝えていくうちに いつの間にか娘は
笑顔でバイバイが出来る様になった。
とは言え、保育園通いが4年間。
娘は産まれた時から ずっと他のお友達より母親の私と接する時間が長いからなのか、根っからのママっ子。甘えん坊ちゃんに育ちました。
1型糖尿病。という病気は、管理が出来ない人には子守を丸投げ出来ないため、簡単には預けられない。
ちょっと そこに行くだけでも連れて行かないといけない。
仕事か娘か。と言っても過言ではないくらいに
かなり縛られた生活。
今こそ小学生になり、給食前測定。インスリン注射が終わってしまえば後はLINEでの やり取りでの血糖値管理なので私も仕事休みの日はリフレッシュする時間も作れるようになりました。
保育園の頃は、昼前。オヤツ前。と午後の測定もあったので、保育園時代は私に自由な時間など
ほぼ無いに等しく、常に時間に縛られ 保育園の4年間は本当にキツかった。
でも、辛いキツイ事ばかりでもなくて
何より娘との絆は1型糖尿病でなければ ここまで強くはならなかっただろう。と思う。
娘が1型糖尿病でなかったら 娘がこんなにも
愛おしかっただろうか。。。
毎日、血糖値測定にインスリン注射。何度も訪れる その時間。
娘は暗い顔なんて1度もした事ないし、発症直後以外は嫌がった事もない。
毎日、ニコニコしてる。とても明るい女の子。
ママ〜大好き〜♡◯◯ちゃんの宝物はママ♡
と毎日のように伝えてくれる娘。
私も毎日 娘に◯◯ちゃん可愛いね〜大好きよ♡
って言葉が自然と口から出てきて娘にハグをする。
頑張り屋さんの娘が愛おしくてたまらない。
1型糖尿病を発症しなければ良かった。
何度もそう思ったし、これからも きっと何度も思うだろう。
だけど、1型糖尿病になったから強く強く結ばれた絆もできた。
悪いことばかりじゃない。
まだ見ぬ未来。今より もっともっと強い絆で結ばれ、今より もっともっと娘への愛おしさも倍増してるに違いない。