入院生活

少し身体が楽になったのか 娘もだいぶ長い時間

すやすやと眠っていました。

どれくらい眠ってたかな。。。ようやく目を開け起き上がり「お腹すいた‼︎」

私はすぐにナースコールを押し、看護師さんに

お腹空いたと言ってるんですけど何か食べさせていいですか?と尋ねました。

数分後、主治医がいらしてくださり 少しなら☺︎とおっしゃるので すぐに下のコンビニへ向かい 稲荷寿司を1つ購入し急いで病室へ。

体調が悪くなってから これまで大好きなミルクすら受け付けなかった娘が お稲荷さんを渡すと

まだ 腫れぼったい目をしながら 美味しそうに頬張るのです。

まだ笑顔は見られないけど 大きめのお稲荷さんを半分食べて とても満足そうでした。

これまで ぐったりだった娘は お稲荷さんを食べてからというもの 少しずつ少しずつ元気を取り戻していくのでした。

口から物を食べること。食べることが出来ることの

大切さ、喜びを改めて実感した日でもありました。

 

しかし喜びも束の間、この日の午後から

私は小さい幸せにすら気付く余裕も持てない日々が始まるのでした。